専門外来

経腟エコー

子宮や卵巣を中心に骨盤内の状態を評価するために行います。子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮内膜の圧さ、異常な出血の原因などを確認できます。

細胞診

子宮頚部や子宮体部から専用器具で細胞を採取し、採取した細胞を顕微鏡で観察し、異型性やがんなどの有無を調べます。

組織診

コルポスコピーという拡大鏡を用いて、子宮頸部を観察し、病変がありそうな部分から組織を採取します。採取した組織を病理組織学的に調べ、診断を確定します。

血液検査

ホルモンのレベルや感染症、腫瘍マーカーなどを評価します。ホルモンバランスの異常、貧血、感染症の有無、特定の癌のリスク（例：CA-125・CA-19-9・CEA・SCCなど）を確認できます。

性感染症検査

下記検査を行い、性感染症（HIV・梅毒・クラミジア・淋菌・カンジタなど）の有無や評価を行います。

• 採血
• 培養検査：細菌などの感染症が疑われる場合、腟内のおりものを専用綿棒で採取し検査を行います。
• 性器ヘルペスウイルス：性器ヘルペスが疑われる場合、その部位を専用綿棒でこすり検査を行います。
• HPVウイルス：専用器具で子宮頸部から細胞を採取し検査を行います。

MRI

子宮や卵巣の腫瘍、筋腫、内膜症などの評価に優れています。特に、腫瘍の広がりや周囲組織との関係を詳しく見ることができます。医療用放射線による被曝もありません。

CT

腫瘍の大きさや位置、リンパ節の腫れ、他の臓器への転移など、広範囲の検索に適しています。また、ごくまれに低用量ピル服用による血栓症の検索で、造影剤を使用し動脈閉塞や塞栓の有無を評価します。

喘息

気道の炎症によって引き起こされる慢性的な疾患で、咳や息切れ、胸の圧迫感などが見られます。

慢性閉塞性肺疾患（COPD）

主に喫煙が原因で発症する疾患で、呼吸困難や慢性的な咳が特徴です。

肺炎

肺の感染症で、発熱や咳、呼吸困難などの症状が現れます。

肺がん

早期発見が重要で、HRCT（高分解能CT画像）で診断します。

間質性肺疾患

肺が硬くなる疾患で、呼吸困難や咳が主な症状です。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠中に呼吸が一時的に停止する状態を指します。気道閉塞が原因なることが多く、無呼吸の状態が数秒から数分続くことがあります。主な症状には、いびき、日中の過度の眠気、集中力の低下などがあり、PSG入院検査で診断します。睡眠時無呼吸症候群と診断された患者さんには、生活習慣の改善を指導し、自宅でできるCPAP療法（持続陽圧呼吸療法）を提案します。早期の診断と適切な治療が重要な疾患です。

外来では、必要に応じて胸部単純X線（レントゲン）や胸部CT、肺機能検査などを行います。睡眠時無呼吸症候群を疑う患者さんには、PSG入院検査を提案します。治療が必要な場合は、薬物療法や自宅でのCPAP療法を行います。

心電図

心臓の電気的活動を記録し、不整脈や心筋梗塞の兆候を評価します。更に詳細な情報が必要な場合は、ホルター心電図（24時間計測）を行います。

ABI

足関節の血圧と上腕の血圧を比較することで、末梢動脈の血流状態を評価します。動脈の狭窄の程度を推定し、心血管疾患のリスクを評価します。

胸部単純X線

心臓の大きさや形状を評価し、心肥大や心不全の兆候を確認します。又、 肺野の透過性や陰影を確認し、肺水腫や肺炎、肺気腫などの病変を評価します。大動脈瘤や動脈硬化の兆候を見つけることもできます。更に詳細な情報が必要な場合は、胸部CTを行います。

心エコー

超音波を用いて心臓の構造や機能を評価し、心臓の疾患（弁膜症、心不全など）を診断します。

血液検査

心筋マーカー（心筋梗塞や心筋炎の診断）、脂質（動脈硬化や心血管疾患のリスク評価）などをチェックします。

食道疾患

逆流性食道炎、食道裂孔ヘルニア、食道アカラシア、バレット食道、食道がん、食道カンジダ症、マロリーワイス症候群、食道静脈瘤など

胃疾患

胃炎（急性胃炎、慢性胃炎、神経性胃炎など）、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がん、胃ポリープ（底腺ポリープ、過形成性ポリープなど）、胃アニサキス症、ピロリ菌感染症、機能性ディスペプシア（FD）、胃びらん（びらん性胃炎）、胃粘膜下腫瘍、胃肉腫など

腸疾患

過敏性腸症候群（IBS）、大腸炎（急性腸炎、慢性腸炎）、潰瘍性大腸炎、クローン病、虚血性大腸炎、感染性腸炎（細菌性大腸炎、アメーバ赤痢、薬剤性大腸炎）、大腸憩室炎、大腸ポリープ、大腸がん（結腸がん、直腸がん）、虫垂炎（盲腸炎）、腸閉塞（イレウス）、腸結核、家族性大腸腺腫症、ヘルニアなど

肝疾患

急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝がん、脂肪肝、ウイルス性肝炎、自己免疫性肝炎など

胆道疾患

胆石症、胆のうポリープ、胆のう炎、胆管炎、胆のうがん、胆管がん、十二指腸乳頭部がんなど

膵疾患

急性膵炎、慢性膵炎、膵臓がん、IPMN（膵管内乳頭粘液腫瘍）、膵石症、自己免疫性膵炎、膵神経内分泌腫瘍、膵・胆管合流異常など

内視鏡

食道、胃、十二指腸、大腸などの粘膜を直接観察することで、ポリープ、がん、潰瘍性大腸炎などの炎症性疾患、ピロリ菌感染の有無、胃の萎縮の状態等を診断することができます。又、検査中に医師が必要と認めた場合は、疑われる部位の生検や、ポリープを切除し、細胞や組織を詳しく調べます。

超音波

肝臓や膵臓などの形や大きさの確認、腫瘍などの異常部位の発見、腹腔内の液体（腹水）の確認等を行います。他の検査に比べて、簡便な検査で苦痛もありません。

CT

X線を使って腹部や大腸などの臓器を撮影し、病変の有無や治療の効果を調べる検査です。症例によっては、造影剤を使用し、より詳しく検査します。

MRI

主に肝臓や胆道、すい臓などの疾患を疑う際に適した検査です。症例によっては、水成分（膵臓にできたのう胞や、胆汁、膵管、胆管等）を強調したMRCPや、肝細胞に特異性をもったEOB造影剤を用いて肝臓を精査します。

血液検査

肝機能検査、腫瘍マーカーなどをチェックします。

その他、胃がん検診や大腸がん検診など、定期的な健康チェックを提案します。

• 越谷市胃がん検診（5/10～11/10）：胃カメラ・胃透視（バリウム）を選択できます。
• 越谷市大腸がん検診（5/10～11/10）：検便

関節リウマチ

慢性的な関節の炎症を引き起こす自己免疫疾患です。

全身性エリテマトーデス（SLE）

多臓器に影響を及ぼす自己免疫疾患で、皮膚や関節、内臓に症状が現れます。

強直性脊椎炎

脊椎や仙腸関節に炎症を引き起こし、運動制限を伴う疾患です。

乾癬性関節炎

乾癬を伴う関節炎で、皮膚症状と関節症状が同時に現れます。

シェーグレン症候群

口や目の乾燥を主な症状とする自己免疫疾患です。

多発性筋炎・皮膚筋炎

筋肉の炎症や皮膚の症状を伴う疾患です。

血管炎

血管の炎症を引き起こす疾患で、さまざまな臓器に影響を及ぼすことがあります。

アトピー性皮膚炎

かゆみのある湿疹が慢性的に良くなったり悪くなったりを繰り返す病気です。生物学的製剤のデュピクセントの治療も行っております。

湿疹

皮膚に炎症やかゆみが生じる病気で、皮膚炎とも呼ばれます。

乾癬（かんせん）

皮膚が赤く盛り上がり、銀白色のうろこ状のかさぶたができる病気です。炎症性角化症の一種で、難治性の疾患です。

ニキビ（尋常性ざ瘡）

毛穴に皮脂が詰まって炎症を起こす慢性的な疾患です。

皮膚真菌症

真菌（カビ）による感染症で、白癬（水虫）、カンジダ症などが含まれます。

帯状疱疹

水痘（水ぼうそう）と同じウイルスが再活性化して発症する皮膚の病気で、神経に沿って帯状に発疹や水ぶくれ、痛みが現れます。帯状疱疹を予防するワクチン（シングリックス）も実施しております。

皮膚癌

基底細胞癌や有棘細胞癌、メラノーマなどの悪性腫瘍。

慢性腎疾患（CKD）

病状の進行を防ぐための治療や生活習慣の改善について指導します。定期的なフォローアップを行います。

急性腎障害

急性の腎機能低下が疑われる場合、迅速に診断し、原因に応じた治療を行います。

高血圧

腎臓に関連する高血圧の診断と治療を行い、血圧のコントロールをサポートします。

糖尿病

糖尿病が腎機能に与える影響を考慮し、血糖コントロールの指導や治療を行います。

透析治療の相談

腎機能が著しく低下した患者さんには、透析治療の必要性について説明し、透析の種類や方法についての情報提供を行います。

頭痛

片頭痛や緊張型頭痛など、さまざまなタイプの頭痛の診断と治療を行います。

めまい

平衡感覚の異常やめまいの原因を特定し、適切な治療を行います。

神経変性疾患

アルツハイマー病やパーキンソン病などの進行性の疾患に対する診断と管理を行います。

脳卒中

脳梗塞や脳出血のリスク評価、予防、治療を行います。

てんかん

発作の種類や頻度を評価し、適切な治療法を提案します。

神経痛

末梢神経の障害による痛みの管理を行います。

物忘れ

MRI（VSRAD）で、脳の萎縮の程度を調べます。

1乳腺疾患の診断

しこりや痛み、分泌物などの症状がある場合、乳腺エコーやマンモグラフィを行い、良性又は悪性疾患の診断を行います。

2治療方針の決定

診断結果に基づき、必要に応じて手術や放射線治療、ホルモン療法などの治療ができる医療連携施設へ紹介します。

3フォローアップ

治療後の経過観察や再発のチェックを行い、患者さんの健康管理をサポートします。

小さな皮ふ腫瘤の切除

粉瘤、ガングリオン等の良性腫瘍や皮膚の病変を切除、縫合します。

眼瞼下垂

視界の妨げ、目の疲れ、頭痛等の症状、さらには見た目の変化などに対して治療を行います。
治療方法は、下垂した皮ふの切除や、眼瞼挙筋（まぶたを持ち上げる筋肉）の手術を行います。

傷の治療

外傷による傷の処置や、傷跡の改善を目的とした治療を行います。

変形修復

耳介、顔面等の先天異常の手術や変形手術後の修正を行います。

スタンダードプラン　11,000円（税込）

性感染症プラン　13,200円（税込）

性感染症は、自覚症状がないことも多く、知らないうちに感染していることも少なくありません。無症状の感染を早い段階で見つけ、治療することで、将来の合併症やパートナーへの感染を防ぐことを目的とします。

更年期チェックプラン　25,300円（税込）

更年期障害は、様々な症状があり、日常生活に支障が出ることも少なくありません。婦人科での更年期チェックでは、女性ホルモンの分泌量や子宮や卵巣の状態などを調べ、更年期障害の有無や原因を特定します。検査を受けて適切な治療や対応をすることによって、症状を軽減できる場合があります。